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消防庁の防災ヘリ 「あれから一年」


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消防庁の防災ヘリ…それぞれ都道府県直轄の防災飛行隊です。 以前、私もヘリコプターに乗りました。とても 素晴らしい経験でした。

 

その時 パイロットの方に色々お話をお聞きしました。民間委託で防災ヘリパイロットを経験された方でした。

 

その方曰く
今、空前のパイロット不足で 防災ヘリのパイロットがいないとの事で 各都道府県の防災ヘリが 今後、飛ばせなくなるかも知れないとの事です。

 

ヘリのパイロットになるには 飛行機パイロットと同じく 高額なお金がかかります。 更に 防災ヘリのパイロットは 特殊な技術が必要で ヘリを飛ばせるだけでは 防災ヘリパイロットにはなれません。防災ヘリのパイロットになるには 高いハードルがあります。

 

今まで 防災ヘリの墜落事故が たくさんありました。その度に殉職者が出る危険と背中合わせの命をかけた仕事です。


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2018年8月10日
群馬県防災航空隊などの9人を乗せて草津白根山付近を飛行していた、群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が連絡を絶った。殉職者9名。 昨日 内 7名の合同慰霊がありました。

 

事故は昨年8月10日に発生。登山道の視察をしていた防災ヘリ「はるな」が中之条町の山中に墜落し、県防災航空隊と吾妻広域消防本部の職員計9人が死亡。うち2人はヘリの運航委託先だった東邦航空(東京)の社員で、県に出向中だった。

 

現在 パイロットの平均年齢は 50代と聞きます。防災ヘリのパイロットたちは、あと数年で引退という 危機的状況です。 今後 どのような対策を取るのか? 防災ヘリはドクターヘリでもあります。都道府県各所に防災ヘリがなければ成り立っていかないはずです。

 

人材も豊富な自衛隊の役割を増やして 防災飛行隊の人命救助活動の役割を減らす方法も一つの手立てです。ヘリコプターは基本一人で運転しますが 助手席に補助の操縦管が付いています。ヘリコプターは死角がたくさんあります。その補助的役割の副パイロットを必ず乗せる方法もありますが 残念ながら 今のパイロット人材不足の状況では 不可能です。

 

もし パイロット二人体制になっていたら 今までの墜落事故も少なくなっていただろうと思われます。


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自衛隊パイロット二人体制と聞いています。しかし、自衛隊の役割を増やすのは 日本では批判されるのは間違いありません。

 

その為、とても危険で困難な任務を パイロットの少ない部署が、任務を果たさなければならないのが現状です。

 

今でも、現状のシステム自体に疑問を感じているご家族もいらっしゃいます。

 

どうか この状況を知って頂きたいと思います。

 

合掌。