もふもふ大好き 怪盗仏陀

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イランが親日国だという理由。


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2020年1月に投稿した記事。

 

イランがウクライナ機の墜落をしたと 今朝 カナダ政府が発表しました。 それを受けて 西側諸国メディアは一斉に イランミサイルの誤発射で撃墜したとニュースを発信。イランもあり得ないと否定しています。米国は 全ての情報をスパイ衛星で知っているようです。
西側諸国もイランも この件で戦争に発展すること危惧しているようです。撃墜された時間があまりにも悪く 米軍施設をミサイル攻撃されたのと同時刻でした。 誰もが イスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害の報復と見るでしょう。

 

イランは複雑な国です。 イラン政府とイラン正規軍、イスラム革命防衛隊とソレイマニ司令官。一方は正規軍、もう一方はテロリスト集団。中東は部族意識が強いせいなのかな、国という枠組みだけでは理解出来ないです。

ちなみに イスラム革命防衛隊安倍総理がイランに訪問していた時に 日本のタンカーを攻撃したテロリスト集団です。

 

NHKでも 取り上げたようですが、イラク駐留アメリカ軍へのミサイル攻撃で緊張が高まっていた日本時間の8日夜、イラン政府の高官から日本政府の高官に対し「報復措置は完了した。イラン側から事態をエスカレートさせるつもりはない」という連絡があったということです。

 

つまり、これで『面子』をかけた報復は終了にしたいとイラン側が日本に伝えたって事。安倍総理は即座に米国トランプ大統領にホットラインでその旨を伝え、西側諸国は それを歓迎したって事ですね。ここで安倍総理のイランの国賓扱いの訪問が役に立った訳です。 しかし、旅客機撃墜のニュースが流れ、また 混乱のきっかけになるかも知れませんでしたが、米国も含め西側諸国は冷静に判断しているようです。

 

米国とイランが戦争をしたら 中東は火の海です。親イラン側諸国と米国を含めた親米諸国との全面戦争になる可能性もあります。 イランは面子の国です。報復は必ずします。しかし、それは国内世論の為に必要な処置であり、米国はそれを知っています。←噂では イランは事前に報復のミサイル攻撃をすると米国に伝えたらしい。

 

イランはどんな国なのか?

 

イランには表現の自由がない。イランで体制を批判したり、体制に抗議したりすれば、たちまち拘束され、投獄されて拷問されるか、処刑される。欧州議会が人権活動家に贈るサハロフ賞の受賞者でもある人権派弁護士ナスリン・ストゥーデ氏を筆頭に、現在もイラン当局によって拘束されている活動家は数千人にのぼる。

 

まるで 中東の中国みたいな国ですよね。 何故 イラン人が日本人を好きなのか? 分かりますか?

 

先ずは、日本人は米国に戦争を仕掛けた英雄と思っているからです。更に アントニオ猪木の存在とNHKおしんが大きく影響を及ぼしています。

 

アントニオ猪木は モハメッドアリと闘い名声を得ました。←まぁ 凡戦でしたけど。

猪木はその勢いで 異種格闘技戦を次々に企画し大成功しました。 その中で 猪木は死を覚悟した試合があります。 それがイランで行われた イランレスリングの英雄との一戦でした。 イラン側と何度も打ち合わせをしたのですが、 試合当日突然のルール変更。猪木側にとって、全く予期しない展開でした。会場は超満員。会場の外まで人が溢れていました。テレビ中継も入り 視聴率は空前の高視聴率でした。猪木陣営も ルール変更に納得できないと試合を放棄することも出来ません。 完全に まな板の鯉の状態でリングに上がるしかない猪木でした。


イランで大人気だった相手はイランの英雄でした。 どんな手を使ってでも絶対に勝たなければならない試合の為、このような一方的なルール変更を押し付けたのでしょう。

ここで猪木は 死を覚悟したそうです。←【直接、猪木さんに伺いました】

 

まさに壮絶な試合だったようです。映像で見ると 猪木入場から大ブーイングで 観客が大きな鉈のような刀を持って叫んでいます。その中での試合でした。


どっちが勝ったのか記憶がありませんが、、、 試合後 猪木さんの楽屋に対戦相手が現れて 今回の件を謝ったそうです。 イラン側は当初、猪木を 所詮名前を上げる為の日本人と思っていたようで イラン人の本気度を見せれば怖じ気づくと思っていたようです。しかし対戦してみて猪木は本物の戦士だと分かったようです。彼は猪木さんに『日本人は信じられる』と言ったそうです。

 

翌日 猪木さんは驚きました。あれだけイランの国民に嫌われていたのが、逆にヒーローになっていました。どこに行っても猪木さんを取り囲み『本物の戦士』と絶賛されたそうです。

 

その後『日本人は信じられる』この言葉がイラン国民に広まりました。日本政府は猪木さんに感謝しないといけないですね。

おしんの放送はその後です。

 

しかし 旅客機撃墜で、カナダ人を含む 乗客乗員176名が犠牲になったのは事実です。カナダはイランと国交断絶をしました。米国及び西側諸国はペルシャ湾に軍隊を派遣します。イランは韓国に米国と行動を共にすると 国交断絶をすると伝えたようです。韓国はイランに石油の代金を支払っていないようです。←今まで何を対価に支払っていたのでしょうね。

 

更にイランとの国交断絶は 中東の石油が韓国に入ってこないことになります。