もふもふ大好き 怪盗仏陀

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IRの危険性


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去年の夏だったかな? 国会でIR法案が可決されました。IRって リゾート型カジノのことです。有名なのは、ラスベガスであり、マカオ、韓国、シンガポールですかね。それを日本でもという訳で 今、日本では8箇所の自治体が立候補しています。国はその中で3箇所のIR地区を選ぶ予定です。

 

カジノが日本に3箇所できる、、完成は2020年~2030年の間というあやふやな計画です。 私は保守ですが、このカジノ計画は反対です。賛成派は 誘致した経済効果を第一に上げます。例えば、候補地に立候補した横浜市で見ると、IR開発費用は、一兆円規模、開業後の経済効果は年間7700億円〜年間1兆6500億円にのぼると試算しています。 この計算からいうと横浜市に入る税収は 年 800億から1300億がIR事業で横浜市が得られる試算です。

 

単純に皮算用でこれだけの利益が出るならいいでしょうが、、この利益は 元はどこからでしょう。 カジノで負けた人々のお金です。ただし、全てではなく他は 関係リゾート、宿泊施設、多目的ホールなど【コンサートやスポーツ】での集客の利益からですが。

 

でも、、この経済効果は 相当高い計算の気がします。米国の不夜城と呼ばれているラスベガスは あれだけの魅力ある施設がたくさんあっても 年間一兆円のカジノ関係の収入です。 ちなみに マカオはその三倍のカジノ収入があるようです。横浜市も ラスベガスと同等の利益率があると計算しています。

 

民間企業と横浜市自治協定を結び 運営するようですが、将来、横浜市の市政がIRありきで運営されるのは間違いありません。それも想定では約30年間の契約予定としています。民間企業は 何かあると逃げられますが、自治体の横浜市は 絶対に逃げられません。そんな不安もあります。

 

では、どのような人々をターゲットにしているのか? 自民党案では、日本人がカジノに入場するのには、6000円一律に徴収するようです。外国人は無料です。そこから推察すると 日本人セレブと外国人の観客客をターゲットにしているようです。

 

しかし、海外の調査会社トレフィスによると、だいたい経済波及は、70億~200億米ドル(8000億~2兆3000億円)規模と推定されています。マカオには及ばないが、シンガポールを追い抜いてアジアで2位になる見込みです。超高額の賭け金を投じる富裕層がターゲットのシンガポールのカジノとは異なり、日本は大衆層が中心になる可能性が高いという。

 

それは、すでに日本ではパチンコホールという手軽なギャンブル場が全国津々浦々に広がっていて、15年のパチンコ・スロット市場は23兆2290億円。 参加人口は1000万人を超える。世界のカジノ市場と比べても、大きさはケタ違い。つまり、日本人は世界でも特別ギャンブルに慣用な国民ということなのだそうだ。

 

つまり、どんな方策をしても 一般人が自然ターゲットになるという、、こと。 

 

結局 税収が上がり 地域が潤うならと思いますか? 現在、日本のIR構想で 海外企業、海外資本が立候補しています。それは IR構想がなかった場合、自然に 日本に落ちる予定だったお金が海外の投資家に流れるルートを作ってしまうという意味でもあります。

 

更に 賛成派は地域活性化を謳いますが、東京ディズニーランドで考えると 年間動員数は 約1,800万人、それを1日に換算すると、約5万人にもなります。しかし、その最寄り駅の舞浜で その見返りはどのくらいなのでしょう?
IRリゾート地での従業員確保で地域活性化は どうでしょうか。 これも賛成派は言いますが、元々 謳っているのは外国人の観光客誘致です。ほとんどの従業員は 英語、または中国語が 基本話さなければなりません。その地域のおばちゃんやおじちゃんでは従業員にはなれません。あっても 清掃員のアルバイトくらいでしょう。

 

問題は ギャンブル依存症や自己破産、自殺、地域の荒廃、失業者、海外のIR都市で 様々な問題が噴出していますが、例えば、韓国では ギャンブル依存症が問題になっています。その対応で韓国は失敗したと言われていますが、その韓国でさえギャンブル依存症に対する予算は年間、約30億円を捻出していました。日本はどうでしょう。これだけパチンコ産業やギャンブル施設があるのに、ギャンブル依存症の年間予算は 約1300万円です。 桁が違います。

 

今後 ギャンブル依存症問題が 大きな社会問題になるのは間違いないでしょう。

 

私は IR誘致には反対です。この美しい日本を守るために反対します。

 

田舎のじいさん、ばあさん。何となく『いいんじゃない』なんて気楽に賛成したら 将来 大変なことになってしまいますよ。 特に、北海道の 苫小牧市 、、一兆円規模の横浜市の開発規模に対抗するために背伸びしてない? 捕らぬタヌキの皮算用で誘致賛成をし結局計算違いです。で、もし破綻したら 北海道苫小牧市は地図から消滅してしまうよ。周りの地域を疲弊させ 荒廃させてね。ご注意下さい。

何せ カジノ誘致で競争が激しいアジアで 日本が参入しなければならないから 相当激しい戦いになると思うけどね