インディアン・カジノ
今 読んでいる本です。インディアン・カジノって知っていますか? 2000年に入って 米国が悩む問題です。
米国はインディアン少数民族に インディアン独自の保留地を認めています。そのインディアンの部族は約200以上あります。州の法制度にとらわれない特別保留地自治区のメリットを生かして インディアン部族はカジノ IR事業に取り組みました。今では 全米500箇所のインディアン・カジノを経営するまでに至っています。そして、今インディアン保留地は無作為に拡大しています。それは同時にインディアン・カジノが無作為に拡大しているという脅威になっています。
インディアン・カジノ。
米国で最大のインディアン・カジノは、『ハードロックカフェ』です。 ハードロックカフェは カフェやレストランで有名ですが、最大の収入源はIR事業です。
2010年 シンガポールにIRのカジノ施設を建設しました。ハードロックカフェの親会社であるフロリダのセミノール部族は、米国において、全国インディアン・ゲーミング委員会 (NIGC) から独立監査の許可を与えられている唯一の企業です。
この独立監査の許可はインディアン・ゲーミング委員会が定める要件をすべて満たさなければならず、米国において242部族が28州において 480のIR施設の運営を行っているなかで、唯一ハードロックのみが権利を有しています。
ハードロックはIR業界のリーディングカンパニーの一つです。
米国フロリダ州タンパには全米でもっとも高い収益を誇るハードロック・ホテル&カジノ・タンパがあり、その収益はラスベガスを含む米国の全てのカジノを上回っています。世界のトップ10カジノランキングでは6位に選ばれました。
また、カリブ海に位置するドミニカ共和国には、2千室の客室と19のスイミングプール、プライベートビーチ、ゴルフコース、カジノを有する、ハードロック・ホテル&カジノ・プンタカナもあります。
過去1年半ほどの間には、米ニュージャージー州アトランティックシティでのIR建設を発表し、カナダ・オタワでは運営許可証を取得しました。また、スペイン・バルセロナではIRライセンスの最終入札者に残っています。また、本拠地である米フロリダ州ハリウッドにあるハードロック・ハリウッドは、数十億ドル規模の拡張が行われている最中です。
横浜市のIR構想は、ハードロックカフェのようなカジノ施設を運営する海外の企業が動いていると予想します。