もふもふ大好き 怪盗仏陀

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銀閣寺の銀沙灘と向月台


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京都・銀閣寺…銀閣寺の砂のお庭【銀沙灘】と砂の山【向月台】…有名ですよね。修学旅行で行った方もいると思います。

 

銀沙灘と向月台…江戸時代に造られたとか。しかし、どんな意味があるのか住職ですら分からないといいます。特に向月台は 全く意味が分からないとか…


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で、私が推察します。

 

…あの向月台は、正真正銘の砂の山です。。お庭【銀沙灘】で使う白砂が余ってしまい、庭師の棟梁が、一時的な砂置き場として工夫を凝らして台円錐形の砂山にしました。棟梁なりに周辺の風景に合わせて造ったのが今の形。棟梁は、次の庭の修復の為にと思っていましたが、数日後、日本の美に造詣が深い人物が銀閣寺に現れ「これこそ、わびさびよ。銀閣寺にぴったりな砂山。うん。素晴らしい」と大絶賛。

棟梁は、寺の住職からお礼と共にその話を聞き、壊す事が出来なくなってしまいました。棟梁は、この話を墓まで持っていこうと決め、生涯誰にもその真実は話しませんでした。

ある日、住職は棟梁に、あれはどんな意味があるんじゃと聞いた。 棟梁はとっさに

「台の上に座り月を見る。どこかの文献に書かれていた。とても有難い形なんじゃ」

「ほう、月を向かえる台じゃとな。ならば、向月台と名付けよう」

棟梁は、益々 真実を墓まで持っていこうと心に固く決めるのでした。…そして現代に至ります。


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…そんな古くない江戸時代に造られたモノで、意味や理由が全く分からないって ちょっと不思議ですよね。 そんなところから発想しました。