杏果について 今 思うこと…。
今日は ちょっと 客観的に杏果を見てみましょう。
アイドルという存在は何でしょうか? アイドルとは偶像の存在と一般では思われています。私もそう思っています。
しかし ももクロはそのアイドル、偶像、創られたものでも 稀有な存在です。 それは ももクロは 普通 見せることをタブーとしていた楽屋裏を唯一見ることが出来たアイドルだからです。
何故そんな事が出来たのでしょうか? それは 元k-1映像ディレクターの佐々木さんの発案があったからです。そして 佐々木さんの企画をプロレスマニアの川上さんが了解したからです。
以前 『藤波 対 長州』のお話をさせて頂きました。 プロレスはリング上で勝負しますが プロレスファンが注目しているのは リング外 控室の出来事…試合後のインタビューです。そこで次の展開が見えます。 その控え室の第2ラウンドがとても上手かったのは 猪木であり長州、大仁田でした。 大仁田は試合後 30分以上 控え室の第2ラウンドがありました。それをプロレスファンは大仁田劇場と言っていました。
そんな プロレスの定石を そのままアイドル界にもって来たのです。 そこにはちゃんとした演出があります。AKB48のライブの楽屋裏を撮った映像を見たことがあります。 ちょっと引くくらいの怒鳴り声や大変さや練習風景が映っていました。私は アイドル映像で 厳しく苦しく辛いシーンはドキュメンタリーであれ見たくありません。ガチで何の制約 考え アイドルへの想いがなかったらこんな事になります。まぁ これは演出の意図が違うので仕方ないですけど。
ももクロには そんなシーンはありません。でも 想像は出来ます。ももクロも初期の頃はありました。数は少ないですが… ももクロの厳しく苦しい瞬間を捕らえたのは あかりんの卒業と 1日三連戦、そして 初の横浜アリーナでは無いでしょうか?
基本 ももクロの楽屋裏では愉しく愉快なシーンばかりです。 これが映像のマジック…演出です。…誤解されては困るのですが 演出は決して嘘をついている訳ではありません。ももクロの大変ところを撮影しても使わない みんなに見せない演出方法です。 それは アイドルももクロは夢を私達に与え 元気や勇気 笑顔を提供する。 それが ももクロのテーマと決めているからです。それこそ『ももクロ』…それにそぐわない部分をカットしているだけです。 …ただ 沢山の苦しみや涙 大変さは いくらでも想像出来ますね。
改めて 五人のももクロを見てみましょう。みんなが端々で話す事で みんなの性格がわかります。 あーりんは アイドルあーりんを自ら演出し あーりん圧と揶揄されながら 可愛く存在しています。 しおりんは頭の回転の速さ 抜群のスタイルの良さ 等 さりげなくアピールしながら 素敵な可愛さで存在しています。 れにちゃんは自らを解放し10000万倍の癒される笑顔が可愛い存在です。 夏菜子は…私は夏菜子推しなので 控えさせて頂きます。
そして 杏果… 何事にも真面目に取り組み 歌唱力も ももクロで一番上達しました。 若干 回りの空気の読めないところがあり 初期の頃は それを れにちゃんが面白いと 笑っていました。
杏果は 生真面目な自分から一歩離れたぶっ飛んだところが面白い人でした。 『箱の中身は?』『鳥克服』『ヘビどっきり』等…。ホント真面目で感心します。
しかし ちょっと杏果には 私は 以前からしっくりこない事があります。
それは去年から プライベートのくだけた写真がひとつも無いことです。 プライベートといっても あの杏角度の写真ばかりです。 相当 エラにコンプレックスがあるのかと思っていました。 …そんな事はないよって思うんですが 本人しかわからない悩みです…しかたありません。 … そして フリーになった杏果の写真は全て 綺麗な写真だけ…。
そんなところが 他の四人との違い…違和感では無いでしょうか?
ところで…皆さんは 10周年をどのような心境で迎えたいと思いますか? …今 わかることは
東京ドームでは…
確実にももクロ陣営は 緑を一切 無かった事のように扱います。それが現実…ももクロメンバーからも一切 杏果について触れる事は無いでしょう。 更に…杏果自身も 『10周年』には触れない可能性が大でしょう 😭
将来 国立の次に ももクロの代表的なシーンになるであろう『ももクロの一大メモリアルライブ』東京ドームライブを迎えるにあたり 杏果に対して整理のつかない気持ちで大丈夫? なんて思いますが…
当日 ライブを見たら その圧倒的な迫力で忘れるでしょう…しかし 次の日から 10周年ライブの感想があちこちで流れます。 …またその時に、杏果のいないライブだったと 寂しく悲しく辛くなるのは 目に見えています。
私は それを予想し危惧しています。
忘れる事って大切です。忘れられない…別れられないのは…辛いはずです。
後は 皆さんにお任せします。