もふもふ大好き 怪盗仏陀

のんびりと更新します。

飛行機に乗る寸前で 財布が無い事に気が付いた。

 

 

ショックです。千歳空港で財布紛失です。勇気を出して飛行機キャンセルです。財布が見つけられなかったら 千歳空港に無一文で足止めです。泣きそう!

 

数時間前の私です。しかし、千歳空港の警察署に行ったら 財布が届いてました。凄い。泣きそうになりながら 忘れ物係に行ったら奇跡的に届いてました。 何度も言います。財布がありました。

 

せっかくなので、事の顛末をお話します。いつかやりたかった『新千歳空港温泉に入ってから東京に帰る』を今回初めて体験しようと飛行機は最終便の一番安いチケットを買って、早めに新千歳空港に向かいました。『新千歳空港温泉』は翌日の朝9時にチェックアウトで 通常1500円、深夜料金プラス1500円で宿泊可能の温泉です。館内作務衣を着て移動します。とても綺麗な温泉です。

 

飛行機は21:00の最終便です。千歳空港に15:00くらいに来て ゆっくり温泉に入り のんびりと数日の疲れを癒します。ここに来たら必ず 体験して欲しいのは 露天風呂です。だだっ広い空港の敷地の最上階に作られている為、ものすごい風が吹き荒れています。露天風呂の湯気が何かの生き物のように荒れ狂っています。その光景を見ながら入る露天風呂は 何か異次元に来たような気がします。あんな光景は初めて見ました。


ここのソフトクリームは絶品です。おすすめです。

 

そんなこんなで19:30を過ぎ、帰り支度です。フロントで お金を払い、温泉を出ます。向かいは新千歳空港映画館。空港に映画館があるんです。 さて チケットを取り 受付で荷物を預け、出発ロビーに向かいます。私のオアシス、喫煙所で煙草を吸って出発を待ちます。ちょっと小腹がすいたって事で、コンビニでおにぎりを買って、ぽけーっとおにぎり食べ 飛行機を待ちます。時間は20:30過ぎ、、

 

いよいよ アナウンスが入る頃に 『あれ? 財布無いぞ』 と気がつき 慌てて出発ロビーの自分が辿った場所に向かいました。勿論、喫煙所も探しました。全く 何処にもありません。 一番最初に思い付いたのは『新千歳空港温泉』の受付近辺です。確実に 財布からお金を取り出しました。 しかし、出発ロビーにいたために 戻ることは出来ません。ここで出発ロビーを出たら おそらく飛行機に乗ることは出来ません。突然の究極の選択がここにありました。

 

①飛行機のチケットは持っています。それも変更不可の格安チケットです。このまま羽田まで行くか? 問題は 羽田空港に着いても財布が無いため無一文です。カードもパスポも全て財布です。

 

②飛行機をキャンセルして 出発ロビーから 『新千歳空港温泉』の受付まで探しに行くか? 財布が見つからなければ 千歳空港のどこかで一泊です。勿論 無一文、、 もう 焦りました。羽田まで行くか。千歳空港にとどまるか。

 

もう数分で決断しなければなりません。一度は 羽田まで行くしかないと思いましたが、でも 一縷の望みを託し 絶対に見つかると信じて 千歳空港に留まることに決めました。飛行機は急遽キャンセル、おそらく 飛行機の荷物を乗せた後くらいだったので 大変迷惑な事だったと思います。

 

即座に『新千歳空港温泉』の受付に戻り 財布の忘れ物がないか 聞きました。 しかし、ここには無いとの事、、 失意に苛まれて泣きそうになりながら 誰もいない 空港ロビーに座り込みました。

 

 

先ずは 財布を紛失した場合、通常どうしたらいいのかを考えました。 何が入っていたか? カードは全てキャンセルをしなければなりません。 あぁあれも、これも、、考えれば考えるほど絶望的な気分です。あぁ その前に警察に行かなきゃと 紛失届を出す為に千歳空港の警察署に向かいました。

 

財布を紛失しましてと説明した途端『お名前は?』『○○です』『下のお名前は?』『○○』 『あぁ○○さん 財布届いてますよ』

 

あぁ 年配の担当警察官のダミ声が 天使の声に聞こえた瞬間です。なんという事でしょう。財布が手元に届きました。めっちゃ嬉しい瞬間でした。聞くと『新千歳空港温泉』の向かいの『新千歳映画館』脇の喫煙所にあったとか、『あっ、確かに煙草吸った!』発見は20:20分。 私が ぽけーとおにぎりを食べていた時間です。財布を拾って警察に届けてくれた 名も知らない方に感謝します。ホントありがとうございました。

 

そんな めちゃくちゃな事があり 今は『新千歳空港温泉』に舞い戻ってきました。 3000円を払い 一泊して、一般の通常価格の飛行機で帰ります。 何だか 財布が戻ってきて嬉しいですが、予想外の出費です。でも 財布が戻ってきて良かっです。旅先でぽけーとしちゃいけないという教訓でした。

 

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ありがとうございました。
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