もふもふ大好き 怪盗仏陀

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台風19号で八ッ場ダムが大活躍。


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八ッ場ダム利根川水系のダムです。2009年の民主党マニフェストで 「川辺川ダム、八ツ場ダムは中止。時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す。」と 八ッ場ダム建設は中止に追い込まれた歴史を持つダムです。

 


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これは、民主党マニフェストを作る前に 当時の長野知事、田中康夫氏がダムはもう古いとダム建設を反対し、それをリベラル派が支持した経緯があり、それを見た民主党マニフェストにしたようです。

 

『コンクリートから人へ』

 

むだな公共事業を減らして社会保障子育て支援に財源を回そうと、2009年の総選挙で民主党が掲げたキャッチコピーです。これに基づき、10年度の予算では公共事業費を2割減らしました。 現在の立憲民主党蓮舫事業仕分けで 科学技術の予算を削減するため発した発言『二位じゃだめなんですか?』と言ったので有名です。

 

この八ッ場ダム 1968年から建設が始まり 今年の10月1日から試運転で水を貯めはじめましたが、水を貯めて僅か13日目で テストが本番になり今回の台風で大活躍しました。

 

私は 2009年に八ッ場ダムに行きました。そんな問題になっている八ッ場ダムを見てみたいと単身向かいました。 ダムの基礎となる 大きな柱が何本か立っていたと記憶しています。建設途中で中止に追い込まれ、誰も建設の人がいない風景は なんとも寂しい気分になりました。住民にもお話を聞きました。せっかく 立ち退きを決断したのにと嘆いていました。

ダムの近くには 新しく作られた 『道の駅?だったかな』があり 住民が八ッ場ダムを受け入れる体制は出来ていました。

 

今回の台風19号利根川水系をしっかり守っていた八ッ場ダム。氾濫が毎年起きて大変だった利根川水系で、1960年代に建設を目指した国策のダム建設は、 2009年民主党の民衆に迎合するポピュリズムに翻弄され 2015年の完成が5年遅れました。

 

しかし、八ッ場ダムは 今回、テスト期間に当初の目的を達しました。なんとも 誇らしくもあります。 ありがとう 八ッ場ダム

 

2、3ヶ月かけて ダムの水を貯める予定でしたが、たった一日で満水になったとの事です。
完成予定は来年3月でした。