もふもふ大好き 怪盗仏陀

のんびりと更新します。

労働讃歌を読み解く っぽい感じ。


「まさか この曲が 石川啄木と繋がっているなんて」
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大槻ケンヂさん作詞の曲…
♪"労働讃歌 ですね。

ロバート・キャンベルさんと ももクロの新番組『Fの遺伝子』で夏菜子が驚いていたそうです。

石川啄木の歌集が教科書に出てくるのは 中学生くらいですかね。代表的な歌集は『一握の砂』

はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり
ぢっと手を見る

啄木が 貧困の中で この詩を書いたのは 今から百年前、1910年のときです。「一握の砂」をテーマに たくさんの曲が名曲が生まれています。

美輪明宏の「ヨイトマケの唄」が私の中では代表曲です。2012年 ももクロ初の紅白に出演したとき 美輪さんも出演し フル尺 6分以上の「ヨイトマケの唄」を歌い話題になりました。

ヨイトマケ(土方・どかた) 土木作業員に対する差別用語。 ♪父ちゃんのためなら エンヤコラ ♪母ちゃんのためなら エンヤコラ もうひとつおまけに エンヤコラ ♪ 今も聞こえる ヨイトマケの唄…。 私が幼少の頃 誰もが 口癖のように この一節を 口ずさんでいたくらい流行語になった歌でした。

美輪明宏が この歌を作詞作曲したきっかけは、興行主の手違いで炭鉱町の劇場でコンサートをすることになったことに始まる。当時きらびやかな衣装でシャンソンを歌っていた美輪は、炭鉱町でのコンサートに乗り気ではなかったのだが、炭鉱労働者たちが安い賃金をつぎ込んでチケットを求め、客席を埋め尽くしているのを見て衝撃を受け、「これだけ私の歌が聴きたいと集まってくれているのに、私にはこの人たちに歌える歌がない」と感じて、労働者を歌う楽曲を作ることを決意したという( wikipediaより)

私の実家は 北海道の炭鉱町の劇場 映画館。やり手の興業主がいたようで 「ウィーン少年合唱団」も出演した地元でも有名な劇場でした。当時は24時間営業していたそうです。

そんな繋がりもあり ヨイトマケの唄。一握の砂。労働讃歌。…私の幼少時代の思い出にも重なり 労働の歌には ホント 心が動かされます。

労働讃歌

働こう働こう
その人は輝くだろう
働こう働こう
生きていると知るだろう
ただじっと手を見ていたんじゃ
一握の砂さえこぼれるから

働くと働くと
君に会う時うれしいし
働くと働くと
君の笑顔が見れるし
ただじっと手を見ていたんじゃ
一握の砂もこぼれる

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