もふもふ大好き 怪盗仏陀

のんびりと更新します。

白金の夜明け ももクロ曲を読み解く


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♪"白金の夜明け"


ここでのメンバーの歌唱は個々のスタイルの違いが見えますね。それぞれの個性の中で 歌詞のフレーズがじわりじわりと伝わります。


さて ミュージカル『ドュ・ユ・ワナ・ダンス?』以来 その世界観を読み解く楽しみにハマってしまっている私ですが この『白金の夜明け』も 勝手に深読みしていきます。

 

こちら 私の勝手な解釈です。勿論 賛否両論あるでしょう。 そのあたりは どうかご勘弁を!

 

 

先ずはタイトルから…『白金の夜明け』 歌詞に出てくる言葉に言い換えると『プラチナ・デイ・ブレイク』…プラチナは 決して錆びない 朽ちないもの そんな日が空ける。となりますね。 割りと直接的なタイトルかもしれないです。

さて 『白金の夜明け』の世界に入って行きましょう。

 

①僕の心が今
どんなに地獄でも
僕のまわりの世界は今日も
普通の一日…

 

冒頭からめっちゃダークです。ももクロ曲は 前向きな曲ばかりで これほどヘビーなフリは ちょっとないかも…しかし 夏菜子ちゃんが歌うと なんか涙腺崩壊の準備が始まるだよね。

 

②知らん顔で笑う 見知らぬ友達
孤独と言う夢の中
僕はここだよ
手を振ってるのに…

 

以前は 杏果が歌っていたパートです。

ここで 『地獄』だった理由のひとつ『孤独の夢』が出てきます。『悪夢』とも言えるのかな。

 

③なんかちょっとずつうまくいかない
ちっちゃい絶望ばかりで
ぜんぶヤメちゃえばいいって思った

 

しおりんパートです。あぁ この心境は 辛いですね。しおりんの歌声だからか 不安な揺れる感情が伝わってきます。

 

④でもヤメる勇気なんかない
なんとなくそれはダメな気がする
だけどしあわせそうな景色を見て
泣かない 泣けない僕が
少し拗ねてるんだ

 

あーりんパートです。だんだん 光が見えてきた気がする。しかし まだダメ。

 

私は『3.11』の3ヶ月後に気仙沼市に入りました。一週間のボランティアでした。私が行った時は スーパーは既に開店していて そのスーパー前で おばあさんと二時間以上話した事があります。最初は『あれほどの津波 よく生き残った』と明るく話していた おばあさん しかし『 私 一人生き残ってもね』 と 『もう何の希望もないわ』『でも ありがとうね』 おばあさんの目から涙が… 話が終わっても 更に近づいて来て話しかけてきます。 『誰も話す人がいないので愚痴ひとつも聞いてくれる人がいない』 おばあさんは仮設住宅住まいでした。『孤独』『ひとりぼっち』 毎夜 その苦しみに心が締め付けられる…どれ程の苦しさだろう。まさに これがホントの悪夢です。

 

歌詞は『孤独』『ひとりぼっち』からの絶望に対して『夜明けに生まれかわろう』と歌い上げてます。

 


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⑤誰もひとりなんかじゃない
ひとりになろうとするだけなんだ
冷たいべッドにもぐりこむように
夢に逃げ込むように
だけどひとりじゃない

 

この冒頭の歌詞を聞くたびに あの気仙沼のおばあさんの事を思い出します。

勇気をもって立ち上がって下さい。

 

⑥あきらめすぎるとバカになるから
もう僕はなにひとつあきらめない
孤独が絶望にキスをして (彩高)
MOONLIGHT…月をぬりつぶし
DAYBREAK…闇が夜明けを邪魔しても

 

そう 闇が邪魔しても夜明けが…必ず明日が来ます。勇気をもって下さい。

 

⑦僕の心が今
どんなに地獄だって…
僕のまわりの世界は今
僕を試している
だから

 

笑顔ばかりを選んで
泣き顔見せるのを迷ってた
強い人になろうとして
弱い僕を封じ込めて
ひとりぼっちになった

 

夜明けに生まれかわろう
正直な自分こそがプラチナ
ワルい夢から目覚めたら
サエナイ寝ぼけ顔を
ジャブジャブジャブ洗い流そう

今日が…
来る…
DAYBREAK…

 

説明する必要はないですね。 泣!

絶望の中から希望は生まれます。絶望が深いほど希望も大きく成長し 喜びも大きいはずです。顔を洗って 昨日とは違う今日を迎えよう。 

 

ホント ももクロらしい 応援歌です。