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インドネシア独立戦争で日本人は戦っていた

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Indonesia and Japanese


昔の話を思い出しました。


第二次世界大戦で敗戦。その後のインドネシア独立戦争で日本人はインドネシア人と共に戦っていた。この話…作り話ではありません。真実です。


インドネシアはオランダに約350年に渡り 植民地として支配されていました。1942年【昭和17年】3月1日 今村中将率いる日本軍 5万5千人がジャワ島に上陸。日本軍 上陸後 9日間で オランダ軍は全面降伏しました。

その後 日本軍が協力し ジャワ防衛義勇軍【PETA】が結成。独立運動の指導者 スカルノがPETAの代表になりました。ジャワ島の日本軍総司令官 今村中将は PETAに日本軍の教育と訓練を行いました。

しかし 1945年8月15日 終戦。日本軍が降伏した2日後 スカルノインドネシア共和国憲法を採択し スカルノは初代大統領に就任。独立宣言をしました。

オランダとイギリスは 植民地の復活を狙い 再び インドネシアに進攻、インドネシアはオランダとの独立戦争に突入する。

オランダは降伏した日本軍に対し 独立運動阻止を命ずるが ジャワ島 元日本軍総司令官 今村中将は命令に背き 数万の武器、戦車を秘密裏にインドネシアに引き渡しました。

更に 2千人もの元日本兵が 日本に帰国せず 独立義勇軍【PETA】に参加。インドネシア独立の為に身を投じて オランダ軍と戦ったのである。 独立戦争は4年5ヶ月続き 多大な犠牲を払って ついにインドネシアは独立を勝ち取りました。

インドネシア独立戦争で戦った日本人は 約半数の1千人が戦死しました。インドネシア政府は 彼らを英雄として 手厚く 英雄墓地に埋葬しました。
ジャカルタ・カリバタ英雄墓地】

日本ではほとんど知られていませんが インドネシアでは学校の教科書に載っているほどの インドネシア建国の真実です。


インドネシアは 今でも親日国です。


私がこの事を知ったのは90年代の前半でした。当時は『朝まで生テレビ』で第二次世界大戦の事、南京大虐殺、朝鮮併合などと 近年の歴史を掘り下げ議論するのが流行り?ました。 テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、漫画…あちこちで議論の題材になっていました。


当時は 過去の戦争は美化してはいけないと 東南アジア進出を、石油確保、植民地化と言うのが定説でした。 実際はそうでしょう。しかし、それに伴い、日本人は大陸 中国で行った日本軍の蛮行が どこの国でも行われたとイメージしていました。


ただ その蛮行、南京大虐殺はホントにあったのか? それは『神のみぞ知る』 で わからない事です。ただ 犠牲になった人数は嘘でしょう。数万人…数十万人…あり得ません。 当時の南京の人口と比較しても空想の数です。


ただ言えるのは 日本の歴史で 民族?大虐殺のような事は 織田信長がやったぐらいでしょうか。


そもそも、我々 日本人の根底には『和を持って尊ぶ』精神があります。敵でもその家族、孫、親戚、全てを虐殺する発想はありません。その発想は『天下は一人の天下にあらず 天下の人の天下』という三國志以前からの大陸思想から生まれています。


そもそも 信長も 子々孫々全てを虐殺したなどとは聞いたことがありません。つまり その発想は 日本人には 生まれてこない発想です。


それを理解する簡単な方法が あります。 日本の神様はたくさんいます。 まさに八百万の神の国。目に見える全てが神のような存在です。 神社もたくさんあります。その中には 当時の政争に敗れた人物を祀っている寺社もあります。日本人の発想に死んだ人は仏になると信じられていました。つまり どんな悪人でも死ねば仏になり 生前の罪は水に流されます。


まぁ その後 成仏出来るかどうか? 天国に行くか地獄に行くかは 全ては生前の行いで閻魔様が決める事っていうことですが…。

こんな発想が総じて日本人の発想です。 ましてや 日本は天皇のお国…。実力がある人物が天皇家を弑逆して 自らを天皇に収まるなんて発想は 全くしないでしょう! 【賛否両論ですが 古代の日本【倭】ではあったようで、蘇我氏は王家【天皇家】を乗っ取ろうしたと日本書紀に書かれています】


しかし 大陸の人は そんな発想が出来るようです。


さて ここからが本題です。 私は以前 インドネシア政府に招待されて『インドネシア独立記念式典』に参加した事があります。私がインドネシア防衛義勇軍を結成した『今村中将』と繋がりがあったからです。招待されたのは『今村中将とその家族』『元 インドネシア防衛義勇軍の方々』その他『日本政府要人、ジャーナリスト』でした。当時の大統領にはお会い出来なかったですが インドネシアの中枢の人物とは たくさんお会いしました。


みなさん『元 インドネシア防衛義勇軍【PETA】』の方々を先生と呼んでいらっしゃいました。 今のインドネシア政府の中枢の方々はほとんどが 『元 日本軍で 元 インドネシア防衛義勇軍』の日本人に戦いの方法を教わった生徒たちでした。


その中でも特に『今村中将』は 神のように慕われていました。彼は インドネシアの教科書に載っている伝説の人物です。


これが インドネシア親日国だという理由です。


これは 戦争賛美ではありません。


これは 泥のなかに光輝く真実です。泥の中でもダイヤモンドは ダイヤモンドなんです。それを拾わない発想は私にはありません。


しかし、それで過去の過ちの歴史を肯定する事は出来ません。 日本がインドネシアを平定した数年間は インドネシア人を苦しめたという 私の知らない事実もあるはずです。