ももクロの話
ちょっと前の…ももクロの話
何故なのか？……ももクロの新作🎵"BLAST！"が解禁になったのに 音楽番組のオファーは一局も無し。解禁SPで 川上さんが自虐的に言っていた『この歌の生歌をテレビで見ることが出来るのは今日だけ……もう見ることは出来ませんよ』……れに『音楽番組さんオファー下さい』
……何故なのか？……
それは番組制作業界が『ももクロ』では視聴率が取れないって事が分かっているからです。業界用語で『数字が取れない』って言います……なぜなのか？……あんなに人気者だったのに……私は このタブーに挑戦しました。あくまでも私見ですが……ある程度の答も出ました。 ……恐らく もの凄い長文になるはずです。先に謝ります……。
なぜ『ももクロ』は視聴率が取れないのか？ 単純に考えて一般視聴者に受けなくなっているっていう事なんでしょうが……しかし、2013～2014は超売れっ子の『ももクロ』がどうして？ ……どのタイミングで潮目が変わったのでしょうか。
それはある番組の出演以降からです。その番組出演以降、急にテレビ出演が減ってきた事実があることを知りました。
それは、2015年8月21日 NHK 朝イチ。
この生放送に出演して以降、急に地上波の出演番組が減ってきました…… 丸々一時間三十分の生番組に『ももクロ』がフルに出演。朝イチのプレミアムトークという人気の企画でのゲスト出演でした。
メインテーマは『ももクロ』の今までの軌跡を『はじめてのももクロ』の映像をふんだんに使ってトークを進行していくものでした。……この番組作りは『ももクロ』を知らない一見さんの為には良いのですが……モノノフには全て知っている話。……しかも『はじめてのももクロ』の映像は 同年4月5日にテレビ埼玉 等でOAされていて みんな見ている映像だったので モノノフには若干 物足りない内容でした。
ただ……朝イチ 初の生ライブを披露したりと『ももクロ』の魅力満載でもありました。……全編ワチャワチャ感満載で、特に しおりんとれにchanの鳥の物真似では 私でもチャンネルを替えようという衝動がありました。
…… 全国放送では やっぱ やり過ぎ感を感じました。
……そして……
……数日後……朝イチの担当者に愕然の数字が入ってきました。今までのプレミアムトーク企画で一番最低の視聴率だったのです。…… 余りにもワチャワチャで朝からあの元気についていけない視聴者が多かった事やプレミアムトーク企画ファンには、子供っぽいゲストだったこと等色々な問題点がありました。
担当者は今後の朝イチには『ももクロ』の出演は無い〰‼と断言するくらいショックを受けていたそうです。……
一方 この時期……ライブ、イベントでは『ももクロ』は大人気でした。
8月28日 アニサマ2015 出演
8月29日 ANGEL EYES 感謝イベント
8月31日 東京防災キャラクター就任
9月 6日 松崎しげる「黒フェス」出演
9月11日 女川さいがいFM 生出演
9月12日 ★月刊TAKAHASHI 宮城・仙台
9月19日 イナズマフェス 滋賀・烏丸半島
9月20日 氣志團万博 千葉・袖ケ浦
9月25日 Ustream24時間
10月8日小平警察署夏菜子 1日警察署長
10月10日 番外！ももクノ60分福井
10月12日 ★月刊TAKAHASHI 福岡
10月24日 めざましテレビ T-SPOOK
10月24日 VAMP HALLOWEEN PART
10月26日 家康楽市 in 浜松出世城 夏菜子
10月31日 大宰府政庁跡ライブ
11月1日 ももクロ親子祭り
11月4日 ジュエリーベストドレッサー賞
11月12日 ★月刊TAKAHASHI 大阪
11月27日 本間祭2015
11月29日 第25回映画祭TAMA CINEMA
12月9日 東京駅パトロール隊長任命
12月12日 ★月刊TAKAHASHI 前橋
12月16日 報知映画賞表彰式
12月18日 毎日映画コンクール
12月24日 ももいろクリスマス 軽井沢
12月25日 ももいろクリスマス 軽井沢
12月31日 第一回 ゆく桃くる桃
一方テレビ出演は……
8月21日 たけしのニッポンのミカタ！
9月 5日 世界ふしぎ発見 玉井出演
9月23日 ミュージックステーション
10月11日 KinKi Kidsのブンブブーン
10月18日 KinKi Kidsのブンブブーン
10月19日 MUSIC JAPAN 公開収録
10月20日 志村けんのバカ殿
11月 7日 世界ふしぎ発見！玉井出演
11月14日 世界ふしぎ発見！あーりん
12月16日 FNS歌謡祭 THE LIVE
12月28日 日本テレビ Oha!4
12月29日 ボクシングフェス ライブ
12月31日 第一回 ゆく桃くる桃
どうだろうか……華々しいイベント出演に比べると 下半期のビック番組はFNS歌謡祭くらいだろう。嵐とコラボしたのはこの回だった。9月23日のミュージックステーションは テレビ朝日のイベントでした。しおりんが加山雄三から若大将を名乗ることの許可を得た回です。
ボクシングフェスは正直 無理な企画でした。
ボクシングファンの視聴者に悪い印象を持たれてしまいました……『ももクロ』は朝イチの低視聴率の名誉挽回を 下半期の出演番組ではできませんでした〰‼。
……勿論『朝イチ』の低視聴率は『紅白』選考に影響を与え 『ももクロ』は紅白に落選しました。
『ももクロ』は下半期の出演番組でも決して 数字が取れている訳ではなかったのです。
……ボクシングフェス以降、業界の一部の人間は『ももクロ』の事を視聴率クラッシャーと影口を叩く者まで出てくる始末でした。
……このようになったのは 大事なこの年の上半期の『ももクロ』活動にあるのでは？と思います。
では……2015年上半期はどんな活動をしていたのか。紅白出場を果たした『ももクロ』は『ふじいとヨメの七日間戦争』で正月を向かえ その後は映画『幕が上がる』の公開がありました。
その公開で『幕が上がる』映画館完全走破が始まり、さらに 月刊TAKAHASHIのツアーが同時に始まります。
……『ももクロ』の『幕が上がる』映画館完全走破の企画は大成功しました。……『幕ノフ』という映画からももクロを好きになったコアな人が増えたのはとても嬉しい事でした。
一方 このときの『ももクロ』のスケジュールでは全国版のテレビ出演は無理でした。……地方の番組に映画宣伝の為出演するだけで、一般視聴者には映画『幕が上がる』と『ももクロ』に興味がなければ『ももクロ』からは あまり伝わるものはありません。
…… どんな番組もワチャワチャ感満載。モノノフからすると最高に面白いが……一般視聴者はどのようにうつっていたのか？ ……四六時中 テレビ出演していたら 『ももクロ』のワチャワチャ感も キャラクターの芸風として認知されていましたが……ただ 朝のニュース等 芸能ニュースには必ず紹介されていましたが……これだけでは……予告を見て本編を見ないのと同じ状態です。
『ももクロ』はコアなファンを増やしましたが、一般の人には浸透させることは出来ませんでした。そんな状態からの『朝イチ』出演だったのではと思います。
その後 『ももクロ』の番組出演は地上波からBS、CS、AbemaTVに代表されるネット番組を中心に活動を移しました。
ドームトレックツアーも 一般の人にはどう伝わったでしょうか？ ……ツアー成功とテレビ出演の視聴率は繋がりません。
一般視聴者には あのワチャワチャ感がツラいのでしょう。当時の子供っぽい振る舞いのままのイメージが『ももクロ』についています。それを払拭する地上波の出演は今のところありません。
また、一般視聴者に寄り添った曲 (カラオケで歌いやすい曲)を『ももクロ』は敢えて歌っていません。それをすると どこかのグループと同じになってしまいますからね〰‼
『ももクロ』は どんどんコアな……一般受けしない方向に向かっているように見受けられます。……元々 一般受けしないアイドルだ〰‼って言えば それまでですが〰‼
そして……
ドームトレック以降、地上波の出演も少なくなり 相変わらず 地上波以外の活動が続きます。
2016年～現在まで。その結果、一般視聴者に忘れられてしまい『ももクロ』と言う名前だけでは数字を取ることは出来なくなりました。『ももクロ』はコアなファンを増やしてライブを成功させてきました。今の時代 味の素スタジアムを二日間 動員出来る芸能人、歌手、アイドル、グループはそうはいません。
今の『ももクロ』は結果であって…これだけの動員数を集客出来る『ももクロ』を作ったのは 2015年の活動があったからこそ……とも言えます。
私は『ももクロ』の活動を否定しているわけでもなく非難しているわけではありません。現状をしっかり把握して 次の『ももクロ』の活動をサポート出来ればと思っています。
私は 今の『ももクロ』に何が足りないのか？を発見して把握しておきたいと思った訳です。
※去年の夏、インスタグラムに投稿した文章です。
ちょっと情報が古いですね。有安杏果が卒業引退して ももクロの環境も完全に変わりました。新生ももクロ 期待しています。
